豊丘村のチャンネルを飯田ケーブルテレビで放送開始

豊丘村のチャンネルを飯田ケーブルテレビで放送開始

2021.02.25 お知らせ

豊丘村ケーブルテレビの自主放送は飯田ケーブルテレビに移行

2021年 2月 25日(木)
豊丘村
株式会社飯田ケーブルテレビ

豊丘村(村長:下平 喜隆)と株式会社飯田ケーブルテレビ(以下「飯田ケーブルテレビ」、本社:飯田市松尾明 代表取締役社長:原 勉)は、豊丘村が運営するケーブルテレビ「とよおか放送ネットワーク」で放送されている自主放送チャンネルを、飯田ケーブルテレビの「光キャストビジョン」サービスに移行し放送することで協定書を締結した。これにより、とよおか放送ネットワークは、放送機器のリース契約期間が満了となる令和5年1月を目途に、同軸ケーブルでの放送サービスを終了する。
とよおか放送ネットワークは豊丘村の約80%の世帯が加入しているが、放送開始から27年目を迎え、同軸ケーブルやセンター設備の老朽化が進んで、障害や故障対応などの維持管理が困難になっている。
飯田ケーブルテレビの光キャストビジョンは、NTT東日本の光回線を利用してケーブルテレビをはじめ、インターネットや電話サービスを提供するものであり、飯田市を中心に下伊那地域も含め約10,000世帯が加入している。これまでにも2019年には大鹿村の村営ケーブルテレビを光キャストビジョンに全面移行した。
全国的にみると、ケーブルテレビの運営を公設公営で行う自治体は少なくなってきており、民間事業者に運営の一部や運営を含め整備自体も移管していく「民設民営」の手法に舵を切る自治体が増えている。
豊丘村でも、とよおか放送ネットワークの光化(FTTH)を検討したが、多額の工事費や維持管理費が見込まれること、事業の完全撤退には時期尚早であることなどから、長野県内でも多くの自治体が導入している民営ケーブルテレビのチャンネルリース方式(行政チャンネル)による運営を採用し、とよおか放送ネットワークの自主放送を光キャストビジョンに移行する方針を固めた。光キャストビジョンに追加するのは次の3つのチャンネル。

▪地デジ11チャンネル「お天気チャンネル」「河川監視カメラ」
▪地デジ12チャンネル「自主放送」
▪音声告知放送

とよおか放送ネットワークの加入者は光キャストビジョンに移行することで、今後も村の自主放送(11・12チャンネル)をチャンネル変更せず継続して視聴できるほか、飯田ケーブルテレビの自主放送、BS放送、BS4K・BS8K放送、映画やスポーツ・アニメなどの専門チャンネル放送を視聴できる。また、光インターネットによる動画配信サービス(Amazonプライム、Netflix、YouTubeなど)も快適に利用できる。加えて、NTT東日本の光回線でインターネットサービスや電話サービスを展開している大手携帯電話会社の光サービスと光キャストビジョンのテレビ放送を組み合わせる(インターネットと電話は大手携帯電話会社のまま、テレビのみ光キャストビジョンに加入する)ことができるため、この場合はスマートフォンと光サービスのセット割引サービスも継続して利用できる。
豊丘村では令和5年1月末までに、とよおか放送ネットワークの加入者で自主放送の視聴希望者を光キャストビジョンに移行し、同軸ケーブルでの伝送を廃止する予定。移行にともない料金負担が多くなる世帯やアンテナ視聴世帯などには助成を予定している。また、音声告知放送についても放送設備や受信端末機が更新時期を迎えていることから、テレビ放送と同時にサービスを終了し、代替手段として村からのお知らせや防災行政無線の音声放送などをスマートフォンや専用端末などに配信できる「防災アプリ」の構築を計画している。

リリース内容は以上。

本件の取材等問い合わせ先

豊丘村役場 総務課 広報係
電話:0265-35-9052

株式会社飯田ケーブルテレビ
電話:0265-52-5406

報道発表資料(PDF)

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